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トラとウマ

トラウマ(心的外傷)は、命の危険や強い恐怖を伴う衝撃的な体験(災害、事故、虐待、犯罪被害など)により心に深い傷を負うことです。記憶の再体験(フラッシュバック)や回避、過覚醒などの症状が1ヶ月以上続く場合、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断され、専門的な治療が必要となる場合があります。

なかなか衝撃的な内容で始まってしまいましたが…
最近、この言葉を聞く機会が増えてきました。
もちろん、実際に事件、事故、災害に巻き込まれた方が増えたということもあるのですが、考えてみたら昔からこうゆうことはあったはずです。それなのにトラウマ、PTSDなどの単語が最近よく聞かれるようになったのはなぜなんでしょう?

あるアメリカの研究で、戦争からの帰還兵が命の危険を感じる体験をし、PTSDを発症した人と、同じ体験をしたのになんの問題もなかった人との違いを調べたことがあるようなんですね。とっても興味深いですね。トラウマやPTSD、うつ病などを発症しなかった人・・・どんな人だ。

それはまず、そもそものストレス耐性がとても強い人。そしてどんな状況でも冷静沈着で動揺しない性格の人。
(うらやましいですよね。いつでも冷静でいたいものですが。)
衝撃的な体験をしても、その体験を心に秘めて溜めておくのではなく、家族、親しい友人、地域の人とのつながりでその体験を話してアウトプットしたり、安心できる自分の居場所がある人。

こんな方はトラウマになりかねない体験をしてもPTSDやうつ病を発症しにくいんだそうな。
「戦争では目の前で人がまるで物のように吹っ飛んで・・・こんなに大変な経験をした・・・・」
こんな話ばかりしたら思い出して、それこそフラッシュバックして辛いんでは?と思ってしまうのですが、実は人って話すことで自分の心や頭の整理をしているようです。ですから自分の体験を話せるようになった人から心が回復していくんですね。きっと、トラウマになったその事態を防ぐことは自分にはできなかった、と割り切れたり、任務だったから必要だったと思え、話すうちに受け入れることができるようになるのでしょう。

さて、現代にトラウマやPTSD、うつ病が増えた理由わかってきました??

そう、現代人は孤独なんですね!話す相手がいなくなってるんです。何を話しても否定されない安心できる相手が。
家族にも言えない本音、親友といえるのか分からない友人、近隣住民が誰だかわからない・・・こんな時代だからアウトプットしたくてもできないわけです。抱えてしまったトラウマをPTSDを、うつ病を、回復させるための安心できる場所や相手がいない。

残念ながら家庭がストレスの元凶になっている場合もあるわけです。これに関してはまた別の時にテーマにします。
脱線しましたが、自分の人生でなかなか消せないトラウマがある方は是非、話せる相手を探しましょう。そのために友人を作るのはハードルが高いので、カウンセラーでもなんでも頼りましょう。日本人は心にいろんなものを溜め込み過ぎです。心が晴れやかになるためにもちょっとずつ吐き出していきましょう。

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