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メディアに使われる側の人間にならないためにできること

メディアといえば、TVや雑誌、SNSにWebサイト、ラジオやSpotify、多岐に渡るこの媒体に、人間が使われている世界に今の私たちは生きている。メディアの情報に左右され、一喜一憂する人。その情報を元にして右往左往する視聴者。メディアを使うより使われる人にならないためにどうすればいいのか、ちゃんと考える必要があると感じる今日この頃。

芸能人や俳優、歌手、声優やモデルなど様々な有名人といわれる人は人気商売。ちょっと前からそこにYouTuberやTikToker、インフルエンサーなど一般人なのに一般人とも括れない存在が出現するようになりました。こちらも人気商売です。
後者の存在の問題は一般人という立場なのに、名前を覚えてもらい再生回数やフォロワー欲しさに炎上覚悟で非常識なことをやってみたり、ニュースになるような「何か」をしでかしてまで、自力で有名になろうとしてしまうこと。普段の生活をしている時にその行為をしたら絶対悪いことだとわかっていることなのに・・・なぜか動画を制作する時にはその理性が働かない。でもその悪いことをしたと自覚している動画が良くも悪くも話題になり、瞬く間に再生回数が急上昇。この状態がまるで乾燥時期の山火事の如く広がるゆえに「炎上」という現象名になっているのは本当に言い得て妙である。

実際の山火事でも、最初の小さな火種の時点で早く消火していれば、山火事にはならないが、最初の判断がちょっとだけ、それこそ数分、数秒遅れるだけで消火活動はもはや自力では困難な事態になってしまう。専門家の力が必要だ。

さて、「メディアに使われる人」というのは、どういうことだろうか?
メディアに求められているイメージ、得られる対価、影響力などに振り回される人のことだ。様々な媒体の画面の中のその人がどんな人なのか、起きている事象が本物なのか、演技ではないのか、AIによる作為的なものではないのか、こんなことは画面上からは全てはわからない。それなのに、目の前で繰り広げられる全ての事象をそのまま鵜呑みにして、物事に白黒、善悪、正解・不正解をつけ勝手に評価することはできるのだろうか?

実際、そうすることがどれだけ怖い事なのかあまりにも想像できない人が多すぎる。メディアで見る全てのことに映っていない真実もあることを頭の片隅にでも入れておけば、見たことだけで判断したり、影響を受けたりしないはずだ。少なくとも参考程度にしていれば、メディアの情報だけを見て人を襲うなんていう恐ろしいことを考える人は少なくなるはずだ。(ちなみに、ごんぎつねの話でもちゃんと事実を確かめていれば、兵十は毎日自宅の前に食べ物を置いていってくれるのが、あの悪戯好きのごんであることを知ることができたはずなのに。評判をそのまま鵜呑みにし、決めつけたせいで、平和な仲直りの機会が奪われることになろうとは。)

有名人もその他の自力有名人も、一般人も皆、日々の生活の中で自分で考えて、つまり思考を働かせて、見えないものを見る努力と、事実を確かめ、事実や真実がわからないことを勝手に憶測せず、情報に振り回されない。そうやって「メディアに使われる人」ではなく正しく「メディアを使う側の人」を目指すことは自分の心身を守ることにもなるということを忘れないで欲しい。

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